重度の腰痛のクライアントが来院した時、
あなたはどうしますか?
「腰だけではなく、脚まで痛みやしびれがひどい・・・」
「歩くことはもちろん、座っているだけでも辛い・・・」
この時、しっかりカイロプラクティックを学んでいれば、
または知識だけでなく、現場での実践経験を積んでいれば
対処できるかもしれません。
ここでクライアントを満足させることができるかどうかで
あなたの開業したお店が繁盛するかどうかわかります。
なぜなら、
リラクゼーション目的のマッサージや
保険診療のみの一般的な整骨院では対応できない範囲になります。
まさに、
カイロプラクティックや実費治療院の腕の見せどころとなるわけです。
激安マッサージや整骨院は年々、増加しています。
費用は60分2980円でしたが、最近はもっと安いマッサージ店もでてきて
価格競争が始まっています。
そして、資金力をもった大手のグループだけが
生き残っています。
個人のあなたが、価格競争に巻き込まれてしまうと
繁盛していても利益が残らないお店になってしまうかもしれません。
つまり、
技術で差を付ける必要があります。
他と差別化できる「椎間板ヘルニアの見分ける方法」
簡単ですので、
次の検査の3ステップの手順をマスターしてください!
2、膝を伸ばしたまま、術者が脚を上に持ち上げる
3、どこまで上がるか、角度を確認する
※痛みを感じた始めたところで終了。無理しない範囲でおこなってください。
【結果】
正常な人・・・70°以上、上げることができる
【注意】
柔軟性がもともと低い人はハムストリングス(太もも裏)がのばされた結果、
太もも裏に痛みを感じることがあります。
これを誤って椎間板ヘルニアと間違って判断してしまう場合があるので注意。
椎間板ヘルニアの場合、35~70°の範囲で
坐骨神経の周囲に焼けるような痛みを感じます。
※35°以下では手術が必要な場合もあります。
図を見てもらうとわかりますが、
坐骨神経とは、腰から始まり足にかけて伸びている
身体の中で最も長くて太い神経です。
この神経の通り道が痛みが出ると、
坐骨神経痛と呼びます。
坐骨神経痛は病名ではなく、「腰痛」と同じように症状名です。
原因の一つとして椎間板ヘルニアがあります。
検査自体は簡単な方法ですので、
ぜひ椎間板ヘルニアの3ステップ検査法をマスターしてください。
【P.S】
他の検査法としては、画像診断があります。
X線撮影、MRI検査、CT検査、脊髄造影、などがあります。
確定させるのは、画像検査も合わせて判断しましょう。