猫背になる理由として…
①椅子よりも床に座ることが多く背中が丸くなる。
②家事や仕事の関係上、中腰になったり、前かがみになることが多い。
〔例…キッチンでの前かがみ・畑仕事での中腰・デスクワークでの前かがみ…〕
猫背になると首コリ肩コリに悩まされ、酷い場合頭痛も出てきます。
そして最近ではプロポーションを気にされる人が多くなり、猫背になっていると綺麗に、格好良く見えないことから猫背を改善したい人が増えてきています。
今回は猫背改善テクニックを紹介します。
猫背を改善しようとする時によくある間違い
背中が丸くなってるので首・肩・腰の筋肉が張ったり、痛くなったりします。
その痛みのある部分にアプローチをかけることがよくある間違いです。
この痛みは猫背になった結果、出てくる痛みです。
筋肉の張りには2種類あります
1つ目は、縮んだ張り
2つ目は、伸びている張り
片側が縮むから反対側が伸ばされます。
伸びている張りは筋肉が弱くなった状態なので、アプローチ〔緩める〕をかけるとさらに弱くなるので、縮んでる側はさらに縮み、バランスが悪くなります。
猫背で例えると胸の筋肉が縮むから首・肩・腰の背中側が伸ばされます。
なので、猫背の人には胸の筋肉にアプローチ〔緩める〕をかけないと首・肩・腰の筋肉の張りは取れません。
胸の筋肉を緩めることで猫背改善に繋がります。
ベッドに仰向けで寝転んでもらい両肩がどのくらいベッドから浮いているかを確認してください。
〔ベッドと肩の間に両手を入れて左右差を見てください。〕
猫背の人はベッドと肩の間に隙間があります。
ひどい場合は、隙間が広いです。
ベッドに仰向けで寝転がり胸の筋肉の大胸筋と小胸筋〔胸でも腕より〕の固くなっている部分をほぐします。
ほぐすことで筋肉の血流が良くなり緩みます。
注意…
指圧は筋肉が傷つくのでグリグリしないように。
ゆっくりと押し込むだけでいいです。
強さは痛気持ちいいくらいで。
ほぐして緩めた後はストレッチをします。
ベッドから腕が出るように仰向けで寝転がり胸を広げるように腕を床方向にゆっくり押してストレッチをかけます。
強さは気持ちいいくらいで、痛いのはダメです。
これでもう一度ベッドと肩の隙間を確認してください。
胸の筋肉が緩んでいれば隙間の間隔が短くなっています。
これで猫背改善に繋がります。
これで終われば元に戻りやすいので、セルフケアを指導します。
立った状態で、手を背中のうしろで組み合わせ胸を広げるようにしてもらうように指導してください。
〔胸を広げる時にストレッチがかかるので、広げる時に呼吸を吐くように。〕
この流れを行なってください。
以上が猫背改善テクニックです。
参考にしてみてください。