あなたが整体師としての人生をスタートする前に意識しておかないといけないことがあります。
整体師になるために整体の勉強をはじめると、どうしても型ばかりを覚えることに必死になってしまいがちです。
・立ち位置
・姿勢
・手の形
型を覚えるだけで施術ができますか?
残念ながら、ほとんどの整体学校で習う技術は『型』を習って、卒業になります。
試験も『型』ができていれば合格し、認定証をもらって卒業できます。
しかし、就職や開業した時にぶち当たる壁が『施術』という壁です。
技術の『型』を覚えても、ゴールではありません。
学校で習う『型』と現場で使う『施術』は違うっていうことを知ってください。
学校を卒業しただけでは、施術はできるようになっていません。
「卒業してから、結局役に立たなかった・・・」という話もよく聞く話です。
ほんの少し意識を変えるだけで
『型』ではなく『施術』を意識して学ぶ方法とは!?
同じ施術でも、
✔見る
✔触れる
✔動かす
など感覚は様々です。
技術が上達してくると、身体に手を触れるだけで、様々な情報が自分の手から脳へ伝わってきます。
その様々な感覚を感じ取る力を養っていかないといけません。
たとえば、肩こりの人がいたとします。
その肩に触れたときに、何を感じるか読み取る意識をしながら触れてほしいのです。
そうしていかないと、どんな技術を教えてもらっても感覚がつかめなかったり反応が鈍くなったりします。
感覚が鋭い人と、鋭くない人のレベルの差はかなり開きます。
施術ができるようになるためにやっておくこと
手から伝わってくる情報としては、
・弾力は、硬い?柔らかい?
・皮膚の温度は、熱がある?冷たい?
・動きは、過剰可動?可動減少?
これらをイメージしながら触ることです。
これが整体師として勉強を始める人の第一歩です。
お客様が訴えるのは、『痛み』ですが、それはあくまで結果です。
私たちは調べるのは結果ではなく、原因です。
整体師になりたい方は意識しておいて、早くレベルアップできる準備をしておきましょう!