カイロプラクティックにレントゲンは必要か?
カイロプラクティックではレントゲン撮影をして検査(分析)する方法があります。
メリットは、
骨のズレが正確にわかることはもちろん、
触診(手だけで行う検査)だけではわからない骨の奇形や変形などもカバーできます。
カイロプラクティック独特のレントゲン撮影法でレントゲン撮影を行い、
レントゲン分析で骨のズレを調べ、矯正方向や角度を調べます。
ここまで聞くと、レントゲンは必須項目だと思いませんか?
アドバンスカイロプラクティックスクールのカリキュラムには
レントゲンの授業も組み込まれています。
しかし、レントゲン分析ができないと
カイロプラクティックをしてはいけないということではありません。
日本ではレントゲンの撮影は医者でないとできません。
レントゲン分析を行っているカイロプラクティック院が
少ない理由の一つとなっています。
レントゲンを撮影するためには病院に行って
撮ってきてもらわないといけないのです。
このハードルが日本では高いんですよね。
もちろん、レントゲン分析がすべてではありません。
カイロプラクティックでは骨のズレだけでなく、
関節の可動性も重視しています。
カイロプラクティックは骨を媒体として
関節やそれに関わる神経を施術しているのであって、
決してズレを直しているわけではありません。
骨の位置的なズレというよりも関節の機能である動きの異常、
すなわち可動性の喪失又は過剰であると考えるべきなのです。
カイロプラクティックの発端はズレの矯正であったのですが、
数十年前からは関節のズレよりも、
その可動性を重要視する方向に変化してきました。
関節の動きをしっかり検査することで、矯正方向が決まります。
結論を申しますと、
✔レントゲン撮影は骨の奇形や変形を判断するうえで重要な検査ですが、
日本ではレントゲン撮影は自由に行えない。
✔カイロプラクティックは関節の可動性が重視され、
可動性についてはレントゲンでは判断できない。
アドバンスカイロプラクティックスクールではレントゲンの科目も
カリキュラムもいれておりますのでレントゲン分析と手技の
どちらも学べるスクールになっています。