肩が凝っている・・・
腰の筋肉がパンパン・・・
直営院には、「なんとかしてほしい!」と
ご相談をたくさんいただきます。
「今までどのように対処されていましたか?」と聞くと、
「ひどいときはマッサージで強めに1時間くらい揉んでもらうけど、何回行ってもコリが取れなくて、最近はさらに凝り固まってきた気がするんです。」
なぜ、筋肉は揉めば揉むほど硬くなるのか?
まず筋肉は、必要以上に過剰な刺激を加えると
毛細血管を傷つけてしまいます。
毛細血管は糸よりも細い血管なので、
ちょっとした力でも破れてしまいます。
筋肉はもちろん皮膚よりも深いところにあるので、
表面からわかりにくいですが
筋肉の内部は炎症が起きています。
これが揉み返しです。
肩が凝ったり、腰の筋肉がパンパンになっている状態は
血流の障害により血液が溜まった状態になっています。
いくら揉んだりして一時的に血流が良くなっても、
そこに炎症が起きれば今度はその炎症を抑えようと
血液が集まってきます。
さらに“血液が溜まった状態”を作ってしまうのです。
そしてそれをまた改善させようとすると、
さらに強く揉んでしまうことになります。
揉めば揉むほど凝り固まったところは
被害が拡大し、悪循環を生みます。
マッサージそのものは悪くありません。
マッサージを否定しているのではなく、
マッサージのやり方に問題があります。
マッサージというと強く揉むイメージがありますが、
本来のマッサージは揉み返しが起きるほど
強く揉むマッサージではありません。
本来のマッサージは皮膚の表面を軽く、
「擦る」(さする)、「撫でる」(なでる)ものです。
マッサージに行って揉んでもらったら、
✔身体がだるくなった・・・
✔身体が硬くなった・・・
こんな経験はないですか?
マッサージも方法を間違えれば、コリを自分で作っていることになります。
あなたは、そんな整体師にはならないでくださいね。
カイロプラクティックもマッサージも強い力は必要ありません。
身体は本来、自分で治る力をもっています。
整体師は、その道筋をつけてあげるだけで十分です。
しっかりした知識と技術を学び、
身体が喜ぶ施術をしてあげましょう!